6月12日に実施しました公開講演会で,寄せられた質問とその答えを,以下のとおりご紹介します。
多数のご参加ありがとうございました。
岡山大学薬学部庶務担当(086-251-7913)
(掲載日:2016年6月27日)
(お問い合わせ:薬学部庶務担当 後藤田 望)
6月12日に実施しました公開講演会で,寄せられた質問とその答えを,以下のとおりご紹介します。
多数のご参加ありがとうございました。
岡山大学薬学部庶務担当(086-251-7913)
(掲載日:2016年6月27日)
(お問い合わせ:薬学部庶務担当 後藤田 望)
平成28年6月24日,第129回日本薬理学会近畿部会が広島において開催されました. 博士前期課程1年生の奥田 将さん(薬効解析学分野)が口頭発表を行い,学生優秀発表賞を受賞しました.
発表演題:活性硫黄種による新規レドックス制御に基づくタンパク質機能調節
発表者:奥田 将,杉野英介,森井啓太,高杉展正,上原 孝 (岡山大院・医歯薬・薬効解析学)
研究内容: 今回の研究から,活性硫黄種が小胞体に存在するタンパク質の酸化修飾を介して,活性調節に関与している可能性を見いだした.今後は,細胞死との関係について詳細に検討して行く予定である.
(掲載日:2016年7月4日)
(お問い合わせ:薬効解析学 上原 孝)
このたび,大学院医歯薬学総合研究科 薬科学専攻 創薬分子生命科学講座 生化学分野 の教授1名の公募を延長することになりました(9月30日(金)締切)。
詳細は公募ページを参照してください。
(掲載日:2016年8月1日)
(お問い合わせ:薬学部庶務担当 後藤田 望)
このたび,大学院医歯薬学総合研究科 薬科学専攻 創薬分子生命科学講座 医薬品機能分析学分野 の教授1名を公募により選考することになりました(11月4日(金)締切)。
詳細は公募ページを参照してください。
(掲載日:2016年8月1日)
(お問い合わせ:薬学部庶務担当 後藤田 望)
薬効解析学分野の上原 孝教授が、独立行政法人日本学術振興会から7月31日、
https://www.jsps.go.jp/j-pd/
https://www.jsps.go.jp/j-pd/
(掲載日:2016年8月30日)
(お問合せ:薬効解析学分野 上原 孝)
本年も薬学部公開講演会・薬用植物園一般公開を次のとおり実施いたします。みなさまのお越しをお待ち申し上げております。
日 時:平成28年6月12日(日) 9時00分~12時00分
場 所: 岡山大学薬学部中講義室(2号館2階)及び附属薬用植物園
対 象:高校生及び関心のある方
参加費:無料
参加申込:不要(直接お越しください。)
詳細は以下の案内をご覧ください。
(掲載日:2016年5月13日)
(お問い合わせ:薬学部庶務担当 後藤田 望)
平成28年3月26~29日、日本薬学会第136年会がパシフィコ横浜で開催されました。
発表当時、博士前期課程2年の松浦有希さん(生体機能分析学)が口頭発表を行い、優秀発表賞(口頭発表の部)を受賞しました。
発表演題:アルツハイマー病モデルマウスにおける脳糖代謝能およびニコチン受容体密度の核医学的評価と認知機能低下の関連性の解明
発表者:松浦有希1、上田真史1、檜垣佑輔1、佐野紘平2,3、佐治英郎3、榎本秀一1,4 (1岡山大院医歯薬、2京大病院RI、3京大院薬、4理研CLST)
研究内容:
アルツハイマー病は認知機能が低下する疾患であり、症状の重篤度を客観的に把握することが治療上重要である。本研究では、ニコチン受容体結合放射性プローブを用いて、アルツハイマー病モデルマウスの認知機能低下とニコチン受容体密度の減少が同タイミングで起きていることを見出した。これにより、ニコチン受容体密度を測定することで、認知機能が客観的に評価できる可能性が示された。
学会HPのお知らせ
http://nenkai.pharm.or.jp/136/web/1_2_osirase.html
(掲載日:2016年5月6日)
(お問い合わせ:医薬品機能分析学分野 上田 真史)
平成28年3月26~29日、日本薬学会第136年会がパシフィコ横浜で開催されました。
加藤百合助教(ゲノム・プロテオーム解析部門)が口頭発表を行い、優秀発表賞(口頭発表の部)を受賞しました。
発表演題:小胞型ヌクレオチドトランスポーター特異的阻害剤の同定とプリン作動性化学伝達のin vivo制御
発表者:加藤百合1,2、日浅未来1、門脇敦志1、島和弘3、市川玲子4、岩槻健4、北原吉朗4、井上剛1、遠藤康男3、表弘志1、森山芳則1,2、宮地孝明2(1岡山大院医歯薬、2岡山大自然研セ、3東北大院歯、4味の素イノベーション研)
研究内容:
小胞型ヌクレオチドトランスポーター(VNUT)は分泌小胞内へのATPの充填装置であり、プリン作動性化学伝達の必須因子である。本研究ではin vivoでも有効なVNUTの特異的阻害剤を同定し、この阻害剤が炎症性疼痛に有効であることを見いだした。VNUTは糖尿病や緑内障などの疾患に関与しているため、今後、この阻害剤がこれら治療薬の有用なリード化合物になると期待される。
学会HPのお知らせ
http://nenkai.pharm.or.jp/136/web/1_2_osirase.html
(掲載日:2016年5月9日)
(お問い合わせ:ゲノム・プロテオーム解析部門 宮地孝明)
このたび,生体制御科学専攻 生体薬物制御学講座 毒性学分野の准教授1名を公募により選考することになりました。(12月2日(金)締切)。
詳細は公募ページを参照してくださ い。
(掲載日:2016年10月30日)
(お問い合わせ:薬学部庶務担当 藤成 美由紀)
このたび,生体制御科学専攻 生体薬物制御学講座 疾患薬理制御科学分野の助教1名を公募により選考することになりました(12月2日(金)締切)。
詳細は公募ページを参照してくださ い。
(掲載日:2016年10月30日)
(お問い合わせ:薬学部庶務担当 藤成 美由紀)
このたび,生体制御科学専攻 生体薬物制御学講座 疾患薬理制御科学分野の助教1名を公募により選考することになりました(12月2日(金)締切)。
詳細は公募ページを参照してくださ い。
また、H28.11.16付けで必要書類を差替えしています。
(掲載日:2016年11月16日)
(お問い合わせ:薬学部庶務担当 藤成 美由紀)
奥田名誉教授は,平成28年春の叙勲におきまして,瑞宝中綬章を受章されました。
これは,京都大学助教授,岡山大学教授として,長年にわたる教育研究活動に対する多大な貢献が認められたものであり,本学部としても誠に名誉なことです。
(掲載日:2016年5月15日)
(お問い合わせ:薬学部庶務担当 後藤田 望)
当展示会では、本学の医療分野における先端研究シーズ・ニーズを紹介します。
また、医療機器等製造・販売の企業による展示も行います。
岡山大学の妹尾昌治副学長による講演のほか、院内ツアー、パネルディスカッションも予定しております。どうぞお気軽にお越しください。
日 時:平成29年3月14日(火) 10時00分~18時30分
場 所:岡山大学 Junko Fukutake Hall(鹿田キャンパス内)
対 象:どなたでもご参加いただけます
入場料:無料
詳細は以下の案内をご覧ください。
メディカル・イノベーション2017ご案内チラシ
(掲載日:2017年2月8日)
(お問い合わせ:薬学部庶務担当 後藤田 望)
*1) 岡山大学が、成均館大学薬学校(韓国)および吉林大学(中国)との間で、平成23年度から実施している学生の相互派遣受入を含む国際交流事業
*2) 岡山大学薬学部が平成25年度から実施している成均館大学薬学校(韓国)での薬学専門科目の英語授業の聴講と学生交流を目的とする短期派遣事業
(掲載日 2017年2月22日)
(お問い合わせ:製剤設計評価学分野 黒﨑勇二)
奥田名誉教授は,平成28年春の叙勲におきまして,瑞宝中綬章を受章されました。
これは,京都大学助教授,岡山大学教授として,長年にわたる教育研究活動に対する多大な貢献が認められたものであり,本学部としても誠に名誉なことです。
(掲載日:2016年5月15日)
(お問い合わせ:薬学部庶務担当 後藤田 望)
平成28年3月24~27日に日本化学会第96春季年会が同志社大学で開催されました。博士後期課程の森本直樹さん(合成薬品製造学,発表当時2年)が口頭発表を行い,学生講演賞を受賞しました。
発表演題:過マンガン酸カリウムによる黒鉛の酸化機構の解明
発表者:森本 直樹1・竹内 靖雄1・仁科 勇太2,3 (1岡山大院医歯薬, 2岡山大RCIS, 3JSTさきがけ)
研究概要
酸化グラフェンは近年注目を集めている炭素材料であり多くの合成方法が報告されている。その中でも過マンガン酸カリウムと硫酸の組み合わせによって黒鉛を酸化するHummers法は比較的安全かつ効率的に酸化グラフェンを合成できるため,酸化グラフェンの一般的な合成法となりつつある。しかしながら,その酸化メカニズムは充分に解明されておらず,酸化グラフェンの精密な構造制御は困難であった。本研究では種々の機器分析手法を駆使し黒鉛の酸化メカニズムの解明を行った。これにより酸化グラフェンの精密な構造制御に向けて指針を明らかにすることができた。
(掲載日:2016年5月27日 )
(お問い合わせ:合成薬品製造学 竹内靖雄)
生体物理化学分野の金原加苗さん(薬学科4年生)、須藤雄気教授らの研究グループは、細菌から進化的にユニークな新しい光応答性イオンポンプを発見し、「RxR」と命名しました。このRxRは、熱に対する安定性の従来の記録を16倍更新する極めて安定性の高いタンパク質であることがわかりました。本研究成果は、2017年3月14日に英国科学誌『Scientific Reports』で発表されました。
この成果は、一般に不安定とされるイオン輸送体の大量調製や解析へと道を拓くものです。また、光をエネルギーに変換する技術や、光で生命機能を操作する技術の基盤となるため、タンパク質を材料とした生命医工学研究への応用が期待されます。
雑誌名:Scientific Reports 7, 44427 (2017)
題 名:A phylogenetically distinctive and extremely heat stable light-driven proton pump from the eubacterium Rubrobacter xylanophilus DSM 9941T
著 者:Kanae Kanehara, Susumu Yoshizawa, Takashi Tsukamoto & *Yuki Sudo
本発表は朝日新聞2017年3月14日、山陽新聞3月14日に掲載されました。
プレスリリースの詳細はこちらをご覧ください。
(掲載日 2017年3月16日)
(お問い合わせ:生体物理化学分野 須藤 雄気)
生体物理化学分野の仁保亜紀子さん(薬学科5年生)、栗原眞理恵さん(博士前期課程1年生)、須藤雄気教授らの研究グループは、「SyHR」と命名した藍藻の細胞膜に存在するタンパク質の機能が、「光で硫酸イオンを運ぶ」というこれまでの常識を覆す全く新しいものであることを世界で初めて見出しました。また、様々な物理化学的解析から、硫酸イオンの結合や輸送のメカニズムを明らかにしました。これらの研究成果は、2017年3月29日に米国化学会誌『Journal of the American Chemical Society』で発表されました。
本研究成果により、藍藻が光エネルギーを使って、二価かつ大型のイオンである硫酸イオンの細胞内濃度を制御していることが明らかとなりました。今後は、SyHRを他の生物種に導入し、細胞内外の硫酸イオン濃度を光により人為的に制御することで、未だ未解明の生体における硫酸イオンの役割の解明や光操作につなげていきたいと考えています。また、SyHRが示す可逆的かつ高い硫酸イオン親和性は、環境中における硫酸イオン濃度の測定技術の開発につながるものと期待されます。
雑誌名:Journal of the American Chemical Society 139, 4376-4389 (2017)
題 名:Demonstration of a light-driven SO42- transporter and its spectroscopic characteristics
著 者:Akiko Niho, Susumu Yoshizawa, Takashi Tsukamoto, Marie Kurihara, Shinya Tahara, Yu Nakajima, Misao Mizuno, Hikaru Kuramochi, Tahei Tahara, Yasuhisa Mizutani, & *Yuki Sudo
(掲載日 2017年3月30日)
(お問い合わせ:生体物理化学分野 須藤 雄気)